次のチャレンジ

クラスチェンジ不足と騎士団不足に悩まされつつFE風花雪月で「金使用禁止プレイ」を終わらせたので、次は「攻撃も回復も魔法を使わないプレイ」でもするかな・・・。



ハードなら何とかなるんじゃないかな・・・。




なお『ファイアーエムブレムエンゲージ』はまだやってません。

再婚義務免除規定

聽君父已沒、臣子得為理謗、及士為侯、其妻不復配嫁、(鍾)毓所創也。
(『三国志』巻十三、鍾毓伝)


鍾毓は「士が侯になったなら、その妻が再婚することはない」という制度を作った、という。



たぶんこの「士」とは兵士のことだろう。兵戸か。



また、それまでは侯になった「士」であろうが、その妻が再婚することになっていた、ということだ。



これは、「士」の妻には「再婚しない自由」が無いということになる。


おそらくは夫である「士」が死んだあと、自分や実家、婚家の意思にかかわらず再婚することが義務付けられていた、ということではなかろうか。



そして、鍾毓の制度は「侯になった士」の妻だけがその義務を免除されるということになるので、一般の「士」の妻は再婚の義務が続いていたということなのだろう。



この当時の少なくとも魏における「士」の身分はかなり過酷じゃあないだろうか。奴隷に限りなく近かったりしない?

孫権北上

(建安)二十五年春正月、曹公薨、太子丕代為丞相魏王、改年為延康。秋、魏將梅敷使張儉求見撫納。南陽陰・酇・筑陽・山都・中盧五縣民五千家來附。冬、魏嗣王稱尊號、改元為黄初。
(『三国志』巻四十七、呉主伝)


ふと思っただけだが、孫権の元に南陽郡の民が服属したという話、これは当時の孫権が襄陽どころか南陽郡にまで進出しつつあったことを示すのだろうか?




劉備が攻めてこなかったら、孫権はもっと北上していったのかもしれない。

買う漫画




ファイブスター物語』第17巻。



3月10日発売か・・・。前回から1年半ほど。思ったより早い方かな。




このブログを始めた頃は12巻でしか出ていなかったので、それから5冊目である。


もう消え去ることも覚悟していた時期からすれば満足と感謝しかない。

最強の妻

犍為盛道妻者、同郡趙氏之女也、字媛姜。
建安五年益部亂、道聚衆起兵、事敗。夫妻執繫、當死。媛姜夜中告道曰「法有常刑、必無生望、君可速潜逃、建立門戸、妾自留獄、代君塞咎。」道依違未從。媛姜便解道桎梏、為齎粮貨。子翔時年五歳、使道攜持而走。媛姜代道持夜、應對不失。度道已遠、乃以實告吏、應時見殺。道父子會赦得歸。道感其義、終身不娶焉。
(『後漢書』列伝第七十四、列女伝、犍為盛道妻)


益州は犍為の人盛道の妻趙氏は、夫が反乱に失敗して一家揃って捕まった際、夫の拘束具を外し、食糧や金を用意し、幼い息子も一緒に逃がしてやり、逃亡がすぐ露見しないようにと自分だけが残ることにした、という。


建安5年というから、後漢末というか三国時代というか、といった頃の話だったことになる。




最終的にこの趙氏は夫が遠くに逃げてからその逃亡を自ら告白したため、趙氏はすぐ殺された。




もしかすると、自分が生きていたら人質になって夫の逃亡の邪魔になるかもしれないと考えて敢えて速やかな死を望んだのかもしれない。




それはともかく、一緒に捕まって一緒に拘束されていたように見えるのに、発見されることなく夫の拘束を外し、逃亡の用意まで済ませるというのは只者ではない。


拘束具や檻を力で一瞬のうちに破壊するようなパワーと、見つからずに食料や金を奪い取ってくるテクニックを兼ね備えたタイプの妻だったのだろうか?超一流のスパイとか暗殺者とかになれるんじゃないか。




正直、能力という点では盛道本人よりも得難い人材だったのではなかろうか。




疑問

父為利漕利漕民郭恩兄弟三人皆得躄疾、使(管)輅筮其所由。
(『三国志』巻二十九、方技伝、管輅)


ここの管輅の父がなっていたという「利漕」「利漕民」とは何なんだろうか。



なんでも曹操が作ったという運河が「利漕渠」というそうだが、そこの官吏あるいは所属の民ということなのか?



「利漕民」はその運河を作るために動員でもされていた者のことなのだろうか?




どうもピンとこない。「利漕民郭恩」は学のある人物とされていて、運河を作るために動員されていた民、という感じでもないし・・・。




やはりよくわからない。自分だけだろうか?