最後のシト

後漢最後の司徒、趙温。

彼は献帝の興平元年に司徒、録尚書事に就任し、建安13年に罷免されている。

その十数年間に、董卓チルドレンによる長安内乱を生き延び、李傕の皇帝連行を押し留め、献帝のエグゾダスに随行し、曹操による遷都を経験し、董承たちが処刑され、官渡の危機があり、曹丕を登用して罷免された。

もっと注目されてよい経歴の持ち主だと思う。