ラブやん

最新巻。
いわゆるドラえもん時空かと思いきやちゃんと登場人物は年を取っているので、年々主人公カップル(カズフサ・ラブやん)の痛さが加速していくという恐ろしさ。
「ロリ・オタ・プー」の三拍子だったカズフサは30歳過ぎても一向に状況が好転せず、バリバリ一流のキューピッドだったことになっているラブやんも何年経ってもカズフサに相手を見つけてやれないダメ天使になっている。
なんというリアルさ。

この巻ではカズフサが実家を追い出されアパートに住まわされるという新展開。必殺仕事人Ⅴで言えば激闘篇から風雲竜虎篇になったような。

「オタク」を主人公に持ってきた漫画は数あれど、こんな良い意味でダメな作品は中々無い、と思う。