ナンバープレート

日本のクルマにつく「ナンバープレート」は、大別すると3種類存在する。

普通自動車のものは「自動車登録番号標
軽自動車のものは「車両番号標」
そして原付などのものは「課税標識」

交付する管轄も違う。
普通自動車国土交通省の運輸支局。
軽自動車は軽自動車協会。
原付は市町村。

原付が「課税」標識と呼ばれるのは、これの本来の存在意義は防犯や登録制度のためではなく、軽自動車税の課税のための通し番号だからである。
そのため、課税のための通し番号が確認できれば形状などが厳格に定められておらず、市町村独特の形状のものが認められるのだ。


普通自動車、4輪の軽自動車には希望番号、抽選番号の制度がある。4桁の番号部分を自分の好きな番号に出来るものだ。
これはナンバープレートを見ただけで簡単に判別出来る。

○○500
へ 00-00

4輪の自動車のナンバープレートは上のようになっている。
(○○には品川とか千葉とか姫路とかの運輸支局や管轄地方名が入る)
その次の3桁の番号の10の位。ここが「3」のものは希望番号である。つまり「330」や「530」だ。
これに注意しておくと、4桁の番号が語呂合わせだったり、誕生日や記念日だったり、電話番号の下4桁だったりするのが分かって面白いことがある。
面白いだけで訳には立たないだろうが。

抽選番号は「3」が付かないが、ゾロ目などの特殊な番号なのでなんとなく分かるだろう。


というか複雑怪奇なのでもっと分かりやすく簡単な制度にして欲しいなあ。