メモ1

【3月11日】
例の地震。たまたま家で被災。
気が付いたときには電気が止まっていたので震度も確認できなかったが、間違いなく全員動員だと確信し仕事場へ向かう。

そこまでの道のりで、かなり広域で停電していることを確認。また、何度も余震があった。

仕事場は小さめのオフィスビルの5階。
当然かなりの惨状だが怪我人等はなかったようだ。不幸中の幸い。

近所のローソンは停電していたが営業を継続した。なんたる根性。

メインオフィスへ移動。物資運搬に従事するがとんでもない交通渋滞。
途中、水道管破裂を目撃。
消防車両、救急車が何度も走っている。

何度も余震が来る。震度3くらいはもう軽いものだという気持ちになってくる。
すっかり感覚がマヒ。
各地の恐ろしい情報が段々入ってくる。

「福島とか茨城とか、発電所たくさんあるんじゃね?マズくね?」当たらないでほしかったいやな予感。

夜9時頃になり帰宅。真っ暗。
一部の信号が生きているがどうやら独自の発電機を持っているようだ。

家の状況はわかっていたが電気ガス水道は全て止まっていた。
懐中電灯一個がとても貴重。
保存用ビスコを空けてポリポリかじる。
携帯の電池はもう切れる。
翌日は朝から職場。