魏略曰、恕在弘農、𥶡和有惠愛。及遷、以孟康代恕為弘農。
康字公休、安平人。黄初中、以於郭后有外屬、并受九親賜拜、遂轉為散騎侍郎。
（『三国志』杜恕伝注引『魏略』）
三国時代の孟康は魏文帝郭皇后の親族（外族）。
その関係は以下のとおり。
后姉子孟武還郷里、求小妻、后止之。遂敕諸家曰「今世婦女少、當配將士、不得因緣取以為妾也。宜各自慎、無為罰首。」
（『三国志』文紱郭皇后伝）
魏書曰、父永、官至南郡太守、諡敬侯。母姓董氏、即堂陽君、生三男二女。長男浮、高唐令、次女碰、次即后、后弟都、弟成。后以漢中平元年三月乙卯生、生而有異常。
（『三国志』文紱郭皇后伝注引『魏書』）
郭皇后の外族の孟氏として、「姉の子」孟武の名が見える。孟康はこの関係者だろう。
で、郭皇后の姉として名が見えるのは「碰」。
確証は無いが、この碰が孟氏と婚姻して孟武を産んだのではなかろうか。
孟康と郭皇后の親族関係は以外に近いかも。
