奴隷解放

赦吳楚七國帑輸在官者。


應劭曰「吳楚七國反時、其首事者妻子沒入為官奴婢。武帝哀焉、皆赦遣之也。」師古曰「帑讀與孥同。」

(『漢書武帝紀)

当然といえば当然のことだが、反乱に加担して失敗した者には厳しい末路が待っている。

いわゆる呉楚七国の乱で反乱者に加担して許されなかった者(主に反乱者の妻子)は、漢の武帝が解放するまで官有奴隷にされていた。処刑されなかっただけマシということか。

漢文帝の母薄氏や魏明帝の郭皇后のように後宮に入れられるのはまだ幸せな方であろう。