羣臣如張武等受賂遺金錢、覺、上乃發御府金錢賜之、以愧其心、弗下吏。專務以徳化民、是以海内殷富、興於禮義。
(『史記』巻十、孝文本紀)
漢の文帝はドエライ人だった。
群臣の張武なんかが金品授受発覚した時は、罰するどころか敢えて皇帝の金庫から金銭を彼に下賜し、張武に金品授受を恥じるようにさせた。
こうして刑罰を下すことなく臣下に正しい心を植え付けたのだ!文帝エライ!
って、張武って文帝が皇帝になる前から文帝に仕えていて、皇帝になるときにもたった六人本国から連れてきた内の一人という側近中の側近だった。
うーん、文帝はまず賄賂大好きっ子をずっと側近にしてた自分に対して反省文を書かせるべきなんじゃないですかね・・・?
なんかいい話っぽくして誤魔化そうとしてません?