謎の師匠

趙達、河南人也。少從漢侍中單甫受學、用思精密、謂東南有王者氣、可以避難,故脱身渡江。治九宮一算之術、究其微旨、是以能應機立成、對問若神、至計飛蝗、射隠伏、無不中效。
(『三国志』巻六十三、趙達伝)

三国呉で活躍した預言者趙達は、後漢の「侍中単甫」なる人物に師事したという。



自分の調べた範囲では、この「侍中単甫」に当たる人物が『後漢書』等に見つからないのだが、世間には知られていない、または失伝した人物だったのだろうか?



趙達の予知の技術は孫権が是非とも欲しがるようなものだったようだし、その師匠ももう少し著名でも良さそうなものだが。




それとも、何か別名などで知られる人物か?