見てきた

先日、リバイバル上映の『ゴティックメード』を観てきた。




これは『ファイブスター物語』の入り口に出来そうな作品だなあ、と思った。



そういう作品を気軽に観ることが出来ないというアンバランスさ、いかにも永野護って感じ。




ファイブスター物語』を知らなくても楽しめるんじゃないかと思うし、それなりに知っていると色々なシーンや意匠や小物でニヤリとしたり感動したりする。



あれがボロボロのマントになるのかとか、双頭の蛇みたいな意匠どっかで見たぞとか、『ファイブスター物語』のセリフで出てきた「ラブ」ってコイツのことか・・・とか、あのまんまる目の女の子が出てるじゃん!とか。



最後のシーンでも『ファイブスター物語』で名前が無いとか何とか言われてる彼としか見えない人がフィルモア皇帝になってるし、昔々からフィルモア皇帝がマスターになるって明言されてたエストが隣にいるし、とか・・・。



GTM同士の戦闘シーンは正直もう少し見てみたかったし、騎士同士の戦いも見たかったとも思ったが、それを差し引いてもなお「作中の全体的な印象はゆったりとしているのに密度があり、でも上映時間は結構短い」という不思議な感覚の面白さだった。




残念なのは今回のリバイバル上映は今日10日で終わりらしいということだけ。