張裕はままならない

先主常銜其不遜、加忿其漏言、乃顯(張)裕諫爭漢中不驗、下獄、將誅之。諸葛亮表請其罪、先主答曰「芳蘭生門、不得不鉏。」裕遂棄市。後魏氏之立、先主之薨、皆如裕所刻。又曉相術、毎舉鏡視面、自知刑死、未嘗不撲之於地也。
(『三国志』巻四十二、周羣伝)


蜀漢の張裕は超能力かと思えるほど占いや人相術に長けていたが、主に劉備に対する舌禍が原因で処刑されることになった。





そんな張裕は自分の人相を見て自分が処刑されることがわかっていたという。



だがその原因が自分のヤバい事を黙っていられない口であることは分からなかったらしい。



ままならない超能力と言える。