旧徳

建武中、録舊徳臣、以(孫)寶孫伉為諸長。
(『漢書』巻七十七、孫宝伝)

前漢の孫宝の孫は、後漢初期に孫宝の「旧徳」によって官に取り立てられたらしい。



「旧徳」は、他の用例を見るとどうやら何か恩があったようなことを示すことが多いような気がする。



そうなると、後漢の初期に皇帝らが何か恩義を感じるようなことを孫宝がしていた、ということなのだろうか?ただ、接点が分からない。




もっとも、孫宝は王莽の意に逆らったという話があるので、それを「かつての徳のある行為=旧徳」として顕彰した、ということかもしれない。





結論。よくわからない。



なんとなく気になったから記事に残してみた。