じょうじ

散騎常侍、四人。掌侍左右。秦置散騎、又置中常侍。散騎並乗輿車後。中常侍得入禁中。皆無員、並為加官。
漢東京初省散騎、而中常侍因用宦者。
魏文帝黄初初置散騎、合於中常侍、謂之散騎常侍、始以孟達補之。久次者為祭酒散騎常侍、秩比二千石。
(『宋書』巻四十、百官志下)


そうか、魏晋の「散騎常侍」って前漢の「散騎」と、あの後漢の宦官たちが就いていた「中常侍」を合体させたものなのか・・・。




夏侯尚・夏侯玄などが就任したようだが、世が世なら宦官が就いていた官に就いたのだと思うと、ちょっと面白い気もしないでもない。