4メートル級巨人

袁宏漢紀「浮屠、佛也、西域天竺國有佛道焉。佛者、漢言覺也、將以覺悟羣生也。其教以脩善慈心為主、不殺生、專務清靜。其精者為沙門。沙門、漢言息也、蓋息意去欲而歸于無為。又以為人死精神不滅、隨復受形、生時善惡皆有報應、故貴行善修道、以鍊精神、以至無生而得為佛也。佛長丈六尺、黄金色、項中佩日月光、變化無方、無所不入、而大濟羣生。初、明帝夢見金人長大、項有日月光、以問羣臣。或曰『西方有神、其名曰佛。陛下所夢、得無是乎?』於是遣使天竺、問其道術而圖其形像焉。」
(『後漢書』列伝第三十二、楚王英伝注引袁宏『漢紀』)

後漢明帝が夢に見た「仏」は、どうやら身長1丈6尺だったらしい。八尺様の二倍である。



漢の尺で言うと3メートル70センチくらい・・・?4メートル級か。3メートル宇宙人よりもデカいぞ。




まあ光り輝いていたというくらいだから通常の人間の枠ではないんだろうが、それにしても巨大である。



夢でこんなものに遭遇した明帝はかなりうなされたんじゃないだろうか。