決して走らず、急いで歩いてきて、そして早く俺を助けて

昨日の話だけど、兗州・予州刺史と共に当時居巣にいたらしい張遼にも動員がかかっている。



居巣から張遼が全速力で去って樊城に向かったらしいと孫権がすぐに知ったら、曹操の軍勢がかなり無理している事と樊城方面がかなりギリギリである事が露見し、今度は揚州方面まで危険になりかねないのだろう。




全速力での招集である事を隠そうとするのは当然とも言えるかもしれない。



ただ、その時の経緯を見る限りではその偽装工作のために味方である兗州・予州刺史や張遼に最初は本意ではない命令を出していた事になる。



この時の登場人物たちが察しが悪い連中だったら、彼らの樊城到着は更に遅れていたのではないか。



つまり、この時の曹操の作戦は張遼や刺史たちの察しと思いやりによって支えられていた、結構危ない橋だったのではないだろうか?




つーか、ゆっくり来いといいつつ実は最速で来てほしいっていうの、これよく考えたら「ボスケテ」(ボス解釈)だな・・・。