東平の呂氏2

是時冀州統屬鎮北、而鎮北將軍呂昭才實仕進、本在(桓)範後。
(『三国志』巻九、曹爽伝注引『魏略』)

世語曰、(呂)昭字子展、東平人。長子巽、字長悌、為相國掾、有寵於司馬文王。次子安、字仲悌、與嵇康善、與康倶被誅。次子粹、字季悌、河南尹。粹子預、字景虞、御史中丞。
(『三国志』巻十六、杜畿伝注引『世語』)

昨日の東平の呂氏といえば、鎮北将軍呂昭、畜生・曹休クラスのドクズ呂巽、嵇康が巻き添えになって殺された呂安も東平の呂氏だな。




ただ呂昭は実力で桓範より先に出世したという風に記されているので、列侯になったという呂曠・呂翔の近親というわけではないのかもしれない。




少なくとも同族ではあるだろうが、別系統というところか。あるいは袁紹に鞍替えした呂曠・呂翔と、そうしなかった呂昭みたいな関係性だったのかもしれないが、よくわからん。