縦横家龐煖

蘇子三十一篇。名秦、有列傳。
張子十篇。名儀、有列傳。
龐煖二篇。為燕將。
(『漢書』巻三十、芸文志、縦横家

漢書』芸文志の縦横家の書の中に出てくる「龐煖」というのは、戦国趙の末期に出てくる龐煖なのだろうか?



漢書』の自注では「燕将」となっているので、別人の可能性もあるが、芸文志の並び順から蘇秦張儀以降の人物だとするなら、時代としては趙末龐煖の事でおかしくはない。