手口

山陽公載記曰、建安十七年、漢立皇子熙為濟陰王、懿為山陽王、敦為東海王。(許)靖聞之曰「『將欲歙之、必固張之。將欲取之、必固與之』。其孟徳之謂乎!」
(『三国志』巻三十八、許靖伝注引『山陽公載記』)

後漢末の許靖献帝の皇子たちが王に封建された(おそらくは曹操の決定で)という話を聞き、「「縮めようとするときは一旦伸ばす。取ろうとするときは一旦与える」というが、孟徳(曹操)の事だな!」などと言ったという。





「歳費を返上」みたいな話を知って、なぜかふとこの話を思い出した。それだけ。