寝言

前にも書いたかもしれないが・・・。




来年に改元される予定だそうだが、改元となると色々な方面で色々な支障が出る。



まあ当然である。電算上の各種システムやら、カレンダーやら印刷物やら、何から何まで早急に新たな元号に対応させなければいけないのだから。新元号発表が遅ければ遅いほどに大変になる。





なので、やはりここは「改元して再度『元年』にはするが『元号』はその場では定めない」という元号制度最初期のスタイルに戻すべきではなかろうか。





そうすれば、システム改修や印刷物の用意などはほとんど支障が出なくなるだろう。





そして元号も廃止するわけではない。後から「この年からこの年まではこの元号でした」と発表すればいいのだ。



そうすれば泣き所のある出典で元号を作ってしまって選者が終生笑いものにされるみたいな事態も起きにくくなるだろう。






これは伝統の破壊ではなく、「改元」という制度の初期の伝統であったのだから、あくまでも昔に立ち返るだけである。



合理的で、それでいて伝統を破壊するわけでもない。問題は特に無いのではないだろうか?