二歳で任官

毗陵悼王軌字正則、初拜騎都尉、年二歳而夭。太康十年、追加封諡、以楚王瑋子義嗣。
(『晋書』巻六十四、毗陵悼王軌伝)

晋の武帝司馬炎の一番目の男子と思われる司馬軌は二歳で夭逝する前に騎都尉に任命されていたように読める。




相続されるものである爵位ならいざ知らず、魏末期には官位も幼児に与えられるものになっていたのか(時期的には司馬軌が生まれた頃はまだ魏晋革命前と思われる)。



もっとも、それ以前から幼児にも官位が与えられていたかもしれないが、とにかくふと目に付いたので記しておく。