王莽の寵姫

虞延字子大、陳留東昏人也。
延初生、其上有物若一匹練、遂上升天、占者以為吉。及長、長八尺六寸、要帯十圍、力能扛鼎。
少為戶牖亭長。時王莽貴人魏氏賓客放從、延率吏卒突入其家捕之、以此見怨、故位不升。
(『後漢書』列伝第二十三、虞延伝)


後漢初期の人虞延は、王莽の新王朝の時代に王莽の後宮の寵姫魏氏の家の賓客が好き勝手やっていたため、その家に踏み入って賓客を逮捕したそうな。





王莽も皇帝になったからには後宮があって、寵姫も当然いたと言うことなんだねえ。



皇帝になるまでは寵愛した婢女を隠していたようだが。