傅子曰、（杜）畿與太僕李恢・東安太守郭智有好。恢子豐交結英儁、以才智顯於天下。智子沖有内實而無外觀、州里弗稱也。
畿為尚書僕射、二人各脩子孫禮見畿。既退、畿歎曰「孝懿無子。非徒無子、殆將無家。君謀為不死也、其子足繼其業。」時人皆以畿為誤。
恢死後、豐為中書令、父子兄弟皆誅。沖為代郡太守、卒繼父業。世乃服畿知人。
（『三国志』巻十六、杜畿伝注引『傅子』）
蜀記曰、晉初扶風王駿鎮關中、司馬高平劉寶・長史滎陽桓隰諸官屬士大夫共論諸葛亮、于時譚者多譏亮託身非所、勞困蜀民、力小謀大、不能度徳量力。金城郭沖以為亮權智英略、有踰管・晏、功業未濟、論者惑焉、條亮五事隠沒不聞於世者、寶等亦不能復難。扶風王慨然善沖之言。
（『三国志』巻三十五、諸葛亮伝注引『蜀記』）
晋の時に扶風王司馬駿に対して諸葛亮の素晴らしさを語った郭沖は、父も魏の太守だった人間なのか。
