籠の中の鳥は

かつての南越つまり三国時代の呉は、どうやら鸚鵡を産する土地であったらしい。交州あたりに生息していたのだろうか。




そういえば吉川英治『三国志』だったか、呉の地の一部に割拠していた王朗の元を去る虞翻が籠の中の鳥を放ち、自分も出奔するというシーンがあるが、その籠の鳥って鸚鵡だったんじゃね?