腹黒皇帝上塩タン焼き680円

傳(王)莽首詣更始、縣宛市、百姓共提撃之、或切食其舌。
(『漢書』巻九十九下、王莽伝下)


更始帝の手の者によって討たれた王莽は、その首級を晒し首にされた。



民はみなその首級をサンドバッグにしたといい、中には王莽の舌を切り取って食べる豪の者もいたのだそうだ。




惠帝元康五年閏月庚寅、武庫火。張華疑有亂、先命固守、然後救火。是以累代異寶、王莽頭、孔子屐、漢高祖斷白蛇劍及二百萬人器械、一時蕩盡。
(『晋書』巻二十七、五行志上、火)

王莽の首級はどういう保存をされたのか知らないが晋代まで残っていたのだそうだが、その首級はサンドバッグにされて滅茶苦茶になっていて、舌まで切り取られていた残骸だったということになるのだろう。