大食漢、熱血漢、破廉恥漢など、「○○漢」という言葉は現代でも良く使われている。
「漢」には「特攻野郎」における「野郎」のように、「おとこ」の意味があるわけである。
そんな言葉のひとつに、「諸葛漢」がある。
「諸葛野郎」ということか。おそらく、諸葛亮が好きすぎてたまらない男のことであろうか。
潁川荀仲舉・琅邪諸葛漢、亦以為爾。
(『顔氏家訓』文章第九)
諸葛潁字漢、丹陽建康人也。
(『隋書』巻七十六、諸葛潁伝)
あっゴメン、ただの人名でした。
「漢」一文字の字(あざな)らしい。