董卓と同郷

靈帝崩、董卓秉政、以漢陽周䑛為吏部尚書、與靖共謀議、進退天下之士、沙汰穢濁、顯拔幽滯。
(『三国志』巻三十八、許靖伝)

(袁)紹既出、遂亡奔冀州。侍中周䑛・城門校尉伍瓊・議郎何顒等、皆名士也、(董)卓信之、而陰為紹。
(『三国志』巻六、袁紹伝)


董卓が権力を握った時代、董卓に信任されて吏部尚書や侍中といった権力の中枢にいた周䑛は、どうやら涼州の人間だったようだ。



つまり同じ涼州董卓が信任したのも同郷であるというのが影響していた可能性が高いだろう。





だがそんな人物も袁紹をひそかに助けた、とされている。



袁紹はどういう人間なんだ・・・?


同郷とか関係なく支持を受ける怪物ではないか。