五帝の禅譲

中国の伝説的な帝王、五帝。


黄帝・顓頊・嚳・堯・舜*1




禅譲により帝位を継いで行った理想の君主たちとして語られたりする。





顓頊は黄帝の曾孫。



嚳も黄帝の曾孫。



堯は嚳の子。



舜は顓頊の子孫(庶人になっていたそうだが)。





というわけで、彼らは黄帝の血縁内で帝位をキャッチボールしていたようだ。



赤の他人への禅譲ではなく、同じ血縁内の適格者に自ら譲る、ということだった。

*1:史記』五帝本紀による。