玄人裸足

最近お亡くなりになった隣国の指導者の趣味はゴルフだったそうで、プロゴルファーも裸足で逃げ出すレベルの腕前であったという。



接待ゴルフの究極形」とかそういうことを言ってはいけない




最高権力者、あるいはその後継者がプロや達人をも超越する腕前を披露するということは割とあることである。

中華世界的に見れば、天下に君臨すべき天命を受けた選ばれし者なのだから、それくらいは当然に違いない。


下に見える曹丕自身の証言のように、隣国の総書記のホールインワンも全て真実に違いないのである。


余又學撃劍、閱師多矣、四方之法各異、唯京師為善。桓・靈之間、有虎賁王越善斯術、稱於京師。河南史阿言昔與越遊、具得其法、余從阿學之精熟。嘗與平虜將軍劉勳・奮威將軍訒展等共飲、宿聞展善有手臂、曉五兵、又稱其能空手入白刃。余與論劍良久、謂言將軍法非也、余顧嘗好之、又得善術、因求與余對。時酒酣耳熱、方食芊蔗、便以為杖、下殿數交、三中其臂、左右大笑。展意不平、求更為之。余言吾法急屬、難相中面、故齊臂耳。展言願復一交、余知其欲突以取交中也、因偽深進、展果尋前、余卻腳鄛、正截其顙、坐中驚視。余還坐、笑曰「昔陽慶使淳于意去其故方、更授以祕術、今余亦願訒將軍捐棄故伎、更受要道也。」一坐盡歡。
(『三国志』巻二、文帝紀注引曹丕『典論』自叙)