博物記曰、初、王粲與族兄凱俱避地荊州、劉表欲以女妻粲、而嫌其形陋而用率、以凱有風貌、乃以妻凱。凱生業、業即劉表外孫也。
蔡邕有書近萬卷、末年載數車與粲、粲亡後、相國掾魏諷謀反、粲子與焉、既被誅、邕所與書悉入業。
業字長緒、位至謁者僕射。子宏字正宗、司隸校尉。宏、弼之兄也。
（『三国志』巻二十八、鍾会伝注引『博物記』）
王粲とその族兄の王凱は一緒に荊州に疎開した。
王粲は劉表とは前世代からの縁があるので、劉表は自分の娘を王粲に嫁がせようとした。
しかし劉表はあまり王粲の風貌を好まなかったらしく、見た目の良い王凱に娘を与えたという。その王凱と劉表劉表の娘の間に生まれたのが王業で、その子がかの王弼である。
所詮男は見た目ということか。劉表ヒデェ。
