都尉の治所

ここんとこの『漢書』地理志関係のネタで紹介するのを忘れていた基本事項。

前漢の郡において、郡太守の役所と都尉の役所は別の場所にある。必ず。
昨日の記事など、それを前提にしているので先に書くべきだった。

文書行政であることを考えると隣接していた方が便利じゃないかという考えもあろうが、おそらくわざとこうしているのだろう。

つまり、太守と都尉の一方が反乱したり、反乱軍に制圧されたりした場合でも郡全体が一気に掌握されてしまうことのないようにリスクを分散しているのだと思う。