2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

報告と予告

「劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』」。 最近巷で噂のこれを買った。 まだ読んでいないが。 読んだら何かこのブログでネタにするかもしれない。

魏の王公

徙鄴典農中郎將。時魏世王侯多居鄴下、尚書丁謐貴傾一時、並較時利。(石)苞奏列其事、由是益見稱。歴東萊・琅邪太守、所在皆有威惠。遷徐州刺史。 (『晋書』巻三十三、石苞伝) 魏では王侯は多くが鄴のあたりに住んでいたのだという。 時期からすると尚書…

ひとりごと

「益州太守」はあるのに「荊州太守」とかはいないんだよなあ。 獻帝春秋曰、初、豫章太守周術病卒、劉表上諸葛玄為豫章太守、治南昌。漢朝聞周術死、遣朱皓代玄。皓從揚州太守劉繇求兵撃玄、玄退屯西城、皓入南昌。建安二年正月、西城民反、殺玄、送首詣繇。…

募集(自由参加とは言ってない)

是時新募民開屯田、民不樂、多逃亡。(袁)渙白太祖曰「夫民安土重遷、不可卒變、易以順行、難以逆動、宜順其意、樂之者乃取、不欲者勿彊。」太祖從之、百姓大悦。 (『三国志』巻十一、袁渙伝) 三国志の時代、曹操の行う屯田の民を集める際、逃亡者が多か…

ひとこと

後漢末の曹操のいわゆる屯田制の事を「後漢末の働き方改革」と呼んでみるテスト。

昨日は

暑かったので少しお疲れ気味・・・。

ひとりごと

あーワイも勝手にこっちの意図を読み取って汚れ仕事もやってくれるような部下とかほしいなあ。(クズ発言)

魏王朝広報部

事件全体において、大将軍が皇帝殺害を指示したという発言はありませんでしたが、中護軍から「お前らを養っていたのはこの日のためだ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本朝廷においてよく使う言葉で、「恩を忘れずに思い切って当たれ…

ひとりごと

「ワイは消せとか潰せとか言ったわけじゃないのに部下が勝手に忖度してやっちまいやがった。ワイは悪くないで」っていう事例、中国史上とか故事成語とかに無いかな、って考えてたけど、まだ見つからない。

ひとこと

もしかするとこれまでにも何度か言ってきた事だと思うけど、陳寿の『三国志』って司馬師や司馬昭の名を避けていないよね。 ついでに言うと司馬炎の名も完全に避けているわけでもないんじゃないかな。少なくとも蜀漢の新元号「炎興」みたいなのはある。 まあ…

最近読んだ漫画

声優劉セイラさんの『教えて劉老師!2カ国語声優の日常』。 生まれも育ちも中国だが日本で声優をしているという彼女が日本でエッセイ4コマ漫画を著した。 この作者さん、もしかしなくても相当とんでもない人なのでは・・・。 正直、作中の日本語にも絵柄に…

『三国志』にいないようでいる人物

禮記三十卷。魏祕書監孫炎注。 (『隋書』巻三十二、経籍志一、礼) 三国魏の儒者に孫炎という人物がおり、秘書監まで至った、と記されている。 しかし、このような人物の名は『三国志』を検索しても出てこない。

一つの可能性

王祥字休徴、琅邪臨沂人、漢諫議大夫吉之後也。 (『晋書』巻三十三、王祥伝) 晋の王祥は徐州琅邪郡の人で、「二十四孝」のひとり、人呼んで魚取りの王祥である*1。 漢末遭亂、扶母攜弟覽避地廬江、隱居三十餘年、不應州郡之命。母終、居喪毀瘁、杖而後起。…

臨終の際に

世語曰、是時、當世俊士散騎常侍夏侯玄・尚書諸葛誕・訒颺之徒、共相題表、以玄・疇四人為四聰、誕・備八人為八達、中書監劉放子熙・孫資子密・吏部尚書衞臻子烈三人、咸不及比、以父居勢位、容之為三豫、凡十五人。帝以構長浮華、皆免官廢錮。 (『三国志』…

今回はつぶやきだけ

烈祖様ブーム、なかなか起きないなあ・・・。 なかなか面白いエピソードが詰まった人物なんだけどなあ・・・。

曹氏の行く末

先日の事(http://d.hatena.ne.jp/T_S/20180513/1526137383)についてもうちょっと考えてみた。 董卓購募求(袁)紹。時侍中周珌・城門校尉伍瓊為卓所信待、瓊等陰為紹説卓曰「夫廢立大事、非常人所及。袁紹不達大體、恐懼出奔、非有它志。今急購之、埶必為…

ひとこと

「烈祖様」だけでは検索にひっかかりにくいとか、よいこのみんなにはわかってもらえないとかの問題があることに気が付いたので、最近はなるべく「魏の明帝」「曹叡様」といった補足も付けておくようにした。 烈祖様(曹叡様)の魅力がもっと多くの人に伝わる…

思ったこと

現代日本の改元は、前漢の武帝の最初の方みたいに「後から元号を付ける」ようにしたらいいのに(適当)。

ちょっとしたこと

ふと思っただけだが、曹操の覇業を支えた親族(曹氏)は、曹操の挙兵までの官歴が伝わっていない(曹洪)か、官に就いていなかったと思われる者(曹仁、曹純、曹休)が多いような気がするなあ。 でも、曹操の同世代、上の世代には他にもたくさん曹氏がいたと…

勾引の錬金術師

http://d.hatena.ne.jp/T_S/20180511/1525964493の続きのようなもの。 「魏武さん。花嫁強奪の時に花婿はどこにいた?」 「ええと・・・花嫁のそばだね」 「その時に貴方が手に持っていたのは?」 「長ドスだね」 「もひとつ質問いいかな」 「その花婿に、な…

人妻フェチ

魏武少時、嘗與袁紹好為游俠、觀人新婚、因潛入主人園中、夜叫呼云「有偷兒賊!」青廬中人皆出觀、魏武乃入、抽刃劫新婦與紹還出。失道、墜枳棘中、紹不能得動、復大叫云「偷兒在此!」紹遑迫自擲出、遂以倶免。 (『世説新語』仮譎第二十七) 魏武と袁紹が…

ひとこと

魏の明帝曹叡様、あるいは烈祖様。 彼は「始皇帝や漢の武帝のお仲間」と臣下から即位当時に評されたという。 秦の始皇帝は死去を隠され、趙高らによって利用されるという最期であった。 漢の武帝は離宮で詳細不明の死を遂げ、幼子が近臣によって擁立されて政…

魏の明帝曹叡様の業績で山賊打線組んだ

私が普段「烈祖様」と敬意を込めて呼んでいる魏の明帝こと曹叡。 彼は三国時代でもなかなか色々なエピソードや業績に富んだ皇帝であると言っていいだろう。 そこで、そんな魏の明帝こと曹叡すなわち烈祖様の業績を、改めて打線形式で紹介してみようと思う*1。…

『漢書』哀帝紀を読んでみよう:その11

その10(http://d.hatena.ne.jp/T_S/20180507/1525619100)の続き。

『漢書』哀帝紀を読んでみよう:その10

その9(http://d.hatena.ne.jp/T_S/20180505/1525446491)の続き。

なんと

今日にも自力優勝が消滅するわね。 もちろん、「自力」で出来ないだけで完全に可能性が消えたのとは違うのだけれども。 こうなる事自体はもう仕方ないけれど、今後のために原因の究明と対策はしっかりやってくれないと。 それと、これはもう近いうちにトップ…

『漢書』哀帝紀を読んでみよう:その9

その8(http://d.hatena.ne.jp/T_S/20180504/1525359719)の続き。

『漢書』哀帝紀を読んでみよう:その8

その7(http://d.hatena.ne.jp/T_S/20180502/1525186934)の続き。

ゴールデン

ゴールデンなウィークであるが何か眠いので今宵はここまで。 こんなワイでも疲れる時はある。

『漢書』哀帝紀を読んでみよう:その7

その6(http://d.hatena.ne.jp/T_S/20180430/1525014498)の続き。