ブルボン「くだもの習慣 梨」。個人的な感想として、梨に果実入ってる系ゼリーは合わないような気がする。これについてはむしろ果実なしでゼリーだけ味わいたい。梨だけに。 マルハニチロ「北海道メロンゼリー」。アロエとナタデココ入り。メロン部分は美味…

杜陵杜夫子善奕棋、為天下第一。人或譏其費日、夫子曰、精其理者足以大裨聖教。 （『西京雑記』巻二） 前漢の杜夫子なる者は囲碁のグランドマスターであった。 ある者は囲碁が時間を無駄にしていると批判したが、杜夫子は「囲碁の理論を突き詰めることは、聖…

王鳳以五月五日生、其父欲不舉、曰俗諺舉五日子、長及戸則自害、不則害其父母。 其叔父曰、昔田文以此日生、其父嬰敕其母曰勿舉。其母竊舉之、後為孟嘗君、號其母為薛公大家。以古事推之、非不祥也。遂舉之。 （『西京雑記』巻二） 前漢成帝の時に事実上政治…

初めに断っておくがエロい話ではない。エロ関係だと思って期待した人はちょっと溜まってるのでどうにかしたほうがいいですよ。

長安有慶虬之、亦善爲賦。嘗爲清思賦、時人不之貴也、乃託以相如所作、遂大見重於世。 （『西京雑記』巻三） 慶虬之なる者が「清思賦」という賦を作ったが、世間の人は見向きもしない。 そこで、「これは有名な司馬相如の作った賦だ」ということにしたところ…

太上皇徙長安居深宮、悽愴不樂。高祖竊因左右問其故、以平生所好皆屠販少年、酤酒賣餅、鬭雞蹴踘、以此為歡、今皆無此、故以不樂。 高祖乃作新豐、移諸故人實之。太上皇乃悦。故新豐多無頼、無衣冠子弟故也。 高祖少時常祭枌榆之社、及移新豐亦還立焉。高帝…

會稽人顧翱、少失父、事母至孝。母好食雕胡飯、常帥子女躬自採擷、還家導水鑿川 自種、供養每有嬴儲。家亦近太湖、湖中後自生雕胡、無復餘草、蟲鳥不敢至焉、遂得以為養。郡縣表其閭舍。 （『西京雑記』巻五） 前漢の会稽の人、顧翱。 彼は大変親孝行であっ…

武帝時西域獻吉光裘、入水不濡。上時服此裘以聽朝。 （『西京雑記』巻一） 漢の武帝は西域より水に浸かっても濡れないという革ジャンを献上された。それがいたくお気に入りになった武帝は、大臣たちとの政務の際にもそれを着ることがあったという。 仕事の場…

江都王勁捷、能超七尺屏風。 （『西京雑記』巻四） 前漢の江都王（おそらく景帝の子、劉非）は類稀な身体能力を持ち、七尺の屏風を飛び越すことができたという。 七尺というと漢の尺でいうと約１６１センチメートル。現代の走り高跳びの記録で言えば物足りな…

俗説、（袁）元服父字伯楚、為光祿卿、於服中生此子、時年長矣、不孝莫大於無後、故收舉之、君子不隱其過、因以服為字。 （『風俗通』巻二、正失） 後漢の時代、袁元服*1という人物がいた。その字には彼の父にまつわる噂があった。 *1:先祖は袁安。

『ＧＡＮＴＺ』３２巻。 コンビニ行ったら出てた。いつものように読み終わるのに５ふry ただ、今回はタケシ、西くん、中の人の居残り補欠組に大きな変化が。 西くんのツンデレがついに発揮される。そして異星人の情報操作によってテロリスト扱いされる玄野た…

呉の孫権がよく虎狩りに出かけるなど虎と戯れていたのは有名である。しかし、あの時代の江東はそんなに虎だらけだったのか、と疑問に思う人もいるだろう。 このたび、孫権がエンドレス虎狩りをしなければいけないくらい江東が虎だらけにになった理由がわかっ…

鉄平マジ小物vvvvvvvvv170死目vvvvvvvvvvvv http://hato.2ch.net/test/read.cgi/base/1312361019/284 からの情報。最初はマジ疑っていたがどうも本当らしい。

五侯不相能、賓客不得來往、婁護豐辯、傳食五侯間、各得其歡心、競致奇膳。 護乃合以為鯖、世稱五侯鯖、以為奇味焉。 （『西京雑記』巻二） 時代は前漢末に近い頃、王莽の親族でもある成帝の外戚王氏。その兄弟は「五侯」と呼ばれ、お互いに権勢を競っていた…

成帝好蹴踘、群臣以蹴踘為勞體非至尊所宜。帝曰、朕好之、可擇似而不勞者奏之。家君作彈棋以獻。帝大悦、賜青羔裘・紫絲履、服以朝覲。 （『西京雑記』巻二） 漢の成帝はサッカー大好きだったが、群臣は「お身体に障りますからおやめください」と堅いことを…

梁孝王子賈從朝、年幼、竇太后欲強冠婚之。上謂王曰、兒堪冠矣。王頓首謝曰、臣聞禮二十而冠、冠而字、字以表徳。自非顯才高行、安可強冠之哉。帝曰、兒堪冠矣。餘日帝又曰、兒堪室矣。王頓首曰、臣聞禮三十壮有室、兒年蒙悼、未有人父之端、安可強室之哉。…

廣陵王胥有勇力、常於別囿學格熊。後遂能空手搏之、莫不絶脰。後為獸所傷、陷腦而死。 （『西京雑記』巻三） 武帝の息子で腕力自慢の広陵王は、熊と格闘する技を磨き、ついには熊を素手で倒す技量を身につけたという。 しかし、このような野獣との格闘をその…

韓嫣好彈、常以金為丸、所失者日有十餘。 長安為之語曰、苦饑寒、逐金丸。京師兒童、每聞嫣出彈、輒隨之、望丸之所落輒拾焉。 （『西京雑記』巻四） 漢の武帝の寵臣であった韓嫣。 彼の趣味の一つは「パチンコ」であった。 矢ではなく弾丸を発射する弓。はじ…

漢朝以玉為虎子、以為便器。使侍中執之行幸以從。 （『西京雑記』巻四） 漢王朝の皇帝の使う道具は大抵が玉か金で作られていたようだが、おまるも例外ではなかった。玉で出来ている便器とはまたなんかスゴイ。 侍中が本来は皇帝の下の世話役だったことは以前…

高祖為泗水亭長、送徒驪山。將與故人訣去、徒卒贈高祖酒二壺、鹿肚・牛肝各一。高祖與樂從者飲酒食肉而去。 後即帝位、朝哺尚食常具此二炙并酒二壺 （『西京雑記』巻二） 漢の高祖劉邦がかつて亭長だった秦の時代のこと。 劉邦は労役の人夫を咸陽まで送ると…

http://www.geleemix.com/index.html 「じゅれみっくす2nd」だそうだ。ゼリーブログとしては取り上げないわけにはいかないだろう。 ここまでやるのは正直言って尊敬に値する（箱が青年向けのＰＣゲームの箱と同じサイズではないかという指摘がある）。 さす…

五鹿充宗受學于弘成子。 成子少時嘗有人過之、授以文石、大如燕卵、成子吞之、遂大明悟為天下通儒。 成子後病吐出此石、以授充宗。充宗又為碩學也。 （『西京雑記』巻一） 前漢代の易学者の一人、五鹿充宗。京房のライバルである。彼の師匠は弘成子という人…

漢の成帝というと世の三国志ッ娘とかにはとかくなじみの薄い人物だと思うので、唐突だが成帝の後宮の女性たちを紹介してみた。

漢帝送死皆珠襦玉匣、匣形如鎧甲、連以金鏤。 武帝匣上皆鏤為蛟龍鸞鳳龜龍之象、世謂為蛟龍玉匣。 （『西京雑記』巻一） 私は常々思っていた。 近現代になって漢墓から発掘される王侯の遺体を覆う「玉衣」は、皇帝も同様だったのだろうか、もっとハイレベル…

趙后體輕腰弱、善行歩進退。女弟昭儀不能及也。但昭儀弱骨豊肌、尤工笑語。 二人並色如紅玉、為當時第一、皆擅寵後宮。 （『西京雑記』巻一） 趙后とは前漢成帝の皇后趙飛燕のこと。

宣帝被收繫郡邸獄、臂上猶帯史良娣合采婉轉絲繩、繫身毒國寶鏡一枚大如八銖錢。舊傳此鏡見妖魅、得佩之者為天神所福、故宣帝從危獲濟。 及即大位、每持此鏡感咽移辰、常以琥珀笥盛之、緘以戚里織成錦、一曰斜文錦。 帝崩、不知所在。 （『西京雑記』巻一） …

文帝自代還。有良馬九匹。皆天下之駿馬也。一名浮雲。一名赤電。一名絶群。一名逸驃。一名紫鷰騮。一名䖝螭驄。一名龍子。一名麟駒。一名絶塵。號為九逸。有來宣能御。代王號為王良。倶還代邸。 （『西京雑記』巻二） 漢の文帝は名馬集めが趣味だったのかも…

グレートバリュー（西友）の「みかんゼリー」。 ゼリーが半液体な感じ。こういう感じが好きな人もいるのでは。 味は可も不可もなくというところか。コストパフォーマンス勝負。 超満足がＺガンダムならこのみかんゼリーはネモ。 ポンジュース「愛媛みかん ま…

漢制宗廟、八月飲酎。用九醞太牢。皇帝侍祠以正月旦作酒、八月成。名曰酎、一曰九醞、一名醇酎。 （『西京雑記』巻一） 漢代の宗廟では、八月に酎を飲むという祭礼があった。 皇帝自らが酒作りに携わり、正月に作りはじめて八月に完成するのだという。 その…

楊貴字王孫、京兆人也。生時厚自奉養。死卒臝葬于終南山。其子孫掘土鑿石深七尺而下屍上復蓋之以石。欲儉而反奢也。 （『西京雑記』巻三） 死者の埋葬を手厚くするのが礼であった前漢代に裸葬を主張した楊王孫という人物がいた。彼は『漢書』にも独立した伝…